2020年4月6日
身延の商店街から西嶋和紙の照明器具の依頼がありました。
すぐに試作しなければと思っていましたがなかなか思うようにアイデアが出てきませんでした。
歴史のある身延山の門前商店街でサインとして使え存在感が有るものがいいなと考えていました。
あかりの要望は
①耐久性があること
②耐水性があること
③西嶋和紙であること
以上がリクエストですが、私は今作るならLEDで省エネであること。
歴史が感じられるもの
天然素材であること
風が吹いても転倒しないもの
何よりも目立つもの
こんな灯が作れればいいなと思って話を聞いてから約1カ月たちました。
金額の上限もあり、ある程度妥協もしましたがなかなかの出来栄えのあかりが出来上がりました。
紙は「おおむらさき」楮なので質感も印刷もばっちりでした。
耐水も考慮し、急な雨降りやちょっとした汚れも水洗いできるように考えました。
LEDも長時間点灯するのでDCアダプタが外にでるタイプで贅沢にも無線リモコンで強弱まで付けた豪華仕様です。まだ配線の取り回しなどを改造していきます。
まだまだ改良し、商店の皆様にご意見を聞きながら作り上げていかなければなりませんが、試作1号の完成です。
試作なので無断で名前を使わせていただきました「みのや」さんごめんなさい。
ただ、実際に名前を入れてみない事には先に進めなかったので使わせていただきました。
この「西嶋手漉き和紙あかり」が採用され、身延の門内に飾られればうれしいです。
暗くしたときの感じです。